入籍後の手続きリスト！一日で完了させる方法も伝授

入籍したばかりの方、近いうちに入籍予定の方、入籍後にはやるべき手続きがたくさんあります。忘れてしまうと後々後悔することに…。そうならないよう、何をすればいいのかリストにまとめました。重要な手続きばかりなので、漏れがないようしっかりチェックしておきましょう。とはいっても、仕事や家事で忙しい中期限内に全てをこなすのは大変…。時間がない方のために、一日で必要な手続きを完了させるプランも紹介します。

入籍後に必要な手続きリスト

入籍を済ませた後にはさまざまな手続きが待っています。どんなことをすればいいのか一覧にまとめてみました。まずはやるべきことをチェックしてみましょう。

ほとんどの人に当てはまる手続きを挙げただけでもこんなにたくさんあります。
マイナンバーカードや運転免許証は身分証明書となるため、早めに変更しておくと他の手続きがスムーズに行えます。

ちなみに、この中には期限が決まっているものもあります。
マイナンバーカード・国民健康保険・国民年金は変更があってから14日以内、自動車登録は15日以内です。
慌ただしく過ごしていると期限切れになってしまうことも。これらの手続きはなるべく早く済ませたいですね。

平日一日！入籍後の手続き完了コース

入籍後に必要な手続きの中には、平日しか受け付けていないものもあります。仕事がある人は休みを取らなくてはいけないので、なるべく一日で済ませたいですよね。
平日はどこに行けばいいのか、どんな順序でまわればいいのか、モデルコースを紹介します。

事前に準備するもの

一日で効率よく終わらせるには準備が大事。持っていくものを確認しておきましょう。

各種手続きで必要となる印鑑。事前に新しい姓のものを作っておきましょう。認印と銀行印の２種類用意しておくと安心です。

また、マイナンバーやパスポートの手続きでは証明写真が必要になります。
サイズや必要な枚数を調べ、当日すぐに使えるようにしてください。

婚姻届受理証明書とは、「婚姻届がきちんと受理されました」という証明の書類。
住民票の写しや戸籍謄本を取得できるようになるまで時間がかかりますが、婚姻届受理証明書があれば代わりの書類として使えることもあります。
持っているといざというとき便利です。

手続きには料金がかかるものもあるので、現金も忘れずに。

今まで使っていた免許証やカード、印鑑など手続きに応じたものも持っていきましょう。

当日のコース

忘れ物がないか確認したら、いざ出発！平日の一日を想定したコース例を紹介します。

１.住民票がある市区町村役場

住民票がある市町村役所、または住民票を移す予定の市町村役所に行ってください。

ここでは転入届・転居届、住民票の写しと戸籍謄本の発行、マイナンバーカード、健康保険証、年金、印鑑登録の手続きを行います。

住民票の写しと戸籍謄本の発行の際、婚姻届の提出から日が経っていない人は婚姻届受理証明書を提出します。

健康保険や年金は加入の状況によって手続きの有無が変わってきます。
役所での手続きが必要なのは、国民健康保険です。
職場の健康保険に入っている人や会社員のパートナーの扶養に入っている人は、会社で手続きすることになります。
年金については、マイナンバーと基礎年金番号が結びついていない第1号被保険者のみ、氏名・住所変更が必要になります。

印鑑登録は急いでやらなくても大丈夫なので、時間がなければ後日でもOKです。
その場合は自分でスケジュールを決めて忘れないようにしましょう。

２.警察署・運転免許センター・運転免許試験場

次に、警察署or運転免許センターor運転免許試験場の窓口に行きます。受付時間や曜日がそれぞれ違うため行きやすいところを選んでください。予約が必要な場合もあるので要注意です。

運転免許証の変更手続きをします。
旧姓を表記したい場合は、旧姓が記載された住民票の写し、もしくは旧姓が記載されたマイナンバーカードを提出してください。

３.銀行

口座のある銀行の窓口に移動します。
15時に閉まるのが一般的なので、ここまでの手続きを午前中に終えられると◎

銀行では銀行口座の手続きをします。氏名や住所、銀行印の変更を行いますが、必要な書類は銀行ごとに異なります。
一部Webや郵送でできる手続きもあるので、チェックしておくと時短になりますよ。

4.パスポートセンター・パスポート窓口

午後は住民票がある都道府県のパスポートセンター、またはパスポート窓口に向かいます。

ここでする手続きはパスポートの記載事項変更申請や切替申請。
今現在パスポートを持っていないけど新婚旅行で海外に行く人は、新規申請をすることになります。

受け取りまで一週間程度かかることが多いようなので、余裕を持って申請したいですね。

５.運輸支局or自動車検査登録事務所

車を持っている人は、新しい住所の地域を管轄する運輸支局、または自動車検査登録事務所に行きます。

自動車登録の手続きをしましょう。

ナンバープレートを変更する場合、交付手数料が必要になります。
車種や地域によって料金が異なるため、調べておくといいですね。

忙しい一日にはなりますが、効率よく回ればなんとかその日のうちに手続きが済みそうです！

上記のコースはあくまでも参考例となります。自治体や銀行によって窓口の対応時間が変わってくるため、事前に確認をしましょう。

また、予想以上に混雑していて時間内に終わらないケースも。一日で完了しなかったときのために、予備日を確保しておくのが望ましいです。

休日でもできる入籍後の手続き

休日でもOKな手続きは時間のあるときにゆっくり行いましょう。電話、Web、郵送などの方法もうまく活用してみてください。

クレジットカード

紐づけている銀行口座の変更手続きも必要です。
支払いのときに銀行口座と名義が違うと引き落としができません。

また、住所変更をしておかないと、名義変更した新しいカードが前の家に届いてしまいます。

スマホ

氏名や住所の変更しないと携帯会社からの重要な書類が届きません。

契約内容によっては家族でお得な割引が受けられる場合もあるので、併せて検討してみましょう。
パートナーとの通話が無料になるケースもあります。

保険

生命保険や損害保険など、各種保険の住所・氏名を変更します。
指定代理請求人や保険金の受取人をパートナーにしたい場合も手続きが必要です。

万が一病気や事故があったときに、誰と連絡が取りやすいかも考えておきましょう。

インターネット

ポケットWi-Fiや光回線など自分の契約状況によって必要な手続きをします。
引越しで不要になるものは解約を忘れずに行いましょう。
詳しくは契約しているプロバイダーに問い合わせてみてください。

会社によって対応が異なってくるので、休日の手続きでも大丈夫か調べておくと安心です。

入籍後の手続きをしないとどうなる？

手続きをせず放置しておくと日常生活で不便な場面に直面することも。
例えば次のような例が挙げられます。

「今すぐ必要ないから」と手続きを先延ばしにしていると、そのまま忘れてしまうもの。
やるべきことは期限を決めておくことが大切です。

入籍後に必要な手続きを解説しましたが、いかがでしたでしたか？
漏れなく完了するのは大変ですが、自分に当てはまる手続きをメモし、短期間で終わらせてしまいましょう！放置しておくと思わぬ場面で困ってしまいますよ。

手続きが終わってほっとしたら、パートナーとゆったりした時間を楽しんでくださいね。
これから幸せに満ちた新婚生活が待っています！

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