マタニティウェディングの注意点！妊娠中の結婚式で気をつけるポイントは？

お腹の赤ちゃんも参加できるマタニティウェディング。特別な結婚式を期待できますが、妊娠中ならではの不安や心配事もありますよね。注意点を事前に把握しておけば予期せぬトラブルを回避できます。しっかり準備して結婚と妊娠ダブルの幸せをお披露目しましょう！

マタニティウェディングのスケジュールを把握しよう

マタニティウェディングを挙げることが決まったらまず決めるのは挙式日。
お腹の赤ちゃんはどんどん大きくなり、妊婦さんの身体も日々変化します。体調が整いやすい時期を選び、スピーディーに準備を進めましょう。

挙式は安定期がおすすめ

マタニティウェディングにおすすめなのは、安定期といわれる妊娠5ヵ月目～7ヵ月目までの間。
約10ヵ月ある妊娠期間の中で妊娠中期と呼ばれる時期です。この時期は徐々にお腹が出てくるものの、つわりが落ち着き比較的体調が安定しやすくなります。

妊娠初期は流産の可能性が高いと言われ、妊娠後期になるとドレスが着られなくなったり挙式中にトイレが近くなったりするケースもあります。
臨月はいつ陣痛がきてもおかしくないので、結婚式は避けましょう。

とはいえ、安定期であってもリスクが全くないわけではありません。
体調も人それぞれだということを覚えておきましょう。

約３ヵ月間で準備

マタニティウェディングを希望するなら、妊娠がわかった時点でできるだけ早く計画をたてるのがポイントです。
準備期間は約3ヵ月と考えましょう。
どの時期に何をしたらいいのか具体的に解説します。

３ヵ月前

最初に式場を選びます。ウェディング情報サイトなどを見て、気になる会場があれば問い合わせてみましょう。「実際に見学できるか」「マタニティウェディングに対応しているか」の2点を確認しておくとスムーズです。
中にはマタニティウェディング専用のプランを用意している式場も。細やかなサービスや配慮が行き届いていれば当日も安心ですね。

式場が決まったら、次は招待するゲストをピックアップします。
マタニティウェディングの場合は、同居家族や仲のいい友達に絞って招待すると負担を減らせますよ。

２ヵ月前

この頃には当日着用する衣装を決めます。2ヵ月あると体系が大きく変わる人もいるので、サイズの調整ができるか確認しておきましょう。
お腹周りを締め付けないデザインが向いています。
ドレスの試着は想像以上に体力を使うので、事前に画像などでデザインを見ておくといいですね。

また、挙式2ヵ月前になったら招待状を発送します。
何かと忙しいマタニティウェディングには、専用テンプレートつきの手作りキットがおすすめです。
印刷内容を簡単に入力できるから初めてでも安心♡
ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

１ヵ月前

会場の装飾やお花など細かい部分を決めていきます。
マタニティウェディングの経験が豊富な式場であれば、要望に沿った提案もしてくれるでしょう。
優しい色合いで統一した装飾も人気です。

ヘアメイクもこの時期に決定するので、希望のスタイルを考えておきましょう。
イメージに近い画像を持っていくと打ち合わせがスムーズにいきますよ。

挙式直前

式が近づいてきたらお車代や花嫁の手紙、スピーチ原稿などを準備します。
当日の持ち物チェックも忘れずに。

しかし、何より大事なのはしっかり休息を取ることです。
今までの結婚準備で自分が思う以上に疲れが溜まっているものです。
お気に入りのノンカフェインドリンクでほっと一息つき、前日はゆったりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
リラックスして良い睡眠をとってくださいね。

会場の環境に注意しよう

妊娠中は式場の環境にも配慮が必要です。スタッフさんやゲストにも協力してもらいましょう。

場内は禁煙に

妊婦さんに副流煙はNG。披露宴会場でたばこを吸わないようゲストにアナウンスしてもらう必要があります。
最近は全面禁煙の場所も増えていますが、ところどころ喫煙所を設けている式場も。
煙を吸い込まないよう、移動ルートの確認をしっかりしておきましょう。
できれば当日は全面禁煙にしてもらえるといいですね。

休憩スペースを確保

挙式や披露宴中に体調が変化した場合を考えて、すぐに休める場所を確保しましょう。
横になれる場所やお手洗いが近くにあると安心です。

余裕のあるプログラムを組もう

マタニティウェディングでは演出をあれこれ詰め込むのはおすすめできません。
次から次へと演出が続くと休める時間がなくなりますよね。
途中で予定外の休憩を挟むことも想定し、プログラムはゆとりを持って組みましょう。

本当にやりたい演出だけを厳選して、あとはゲストとおしゃべりや記念撮影を楽しむのも◎
「健康な赤ちゃんが生まれますように」と願いを込めて、ゲストにお腹を触れてもらうのもいですね。

負担のかからない演出を選ぼう

演出内容もマタニティウェディングの成功を左右する大事なポイントです。
身体に負担がかからないことを第一に考えましょう。
お腹が大きくなると立ったり座ったりするだけでも大変なので、新婦はなるべく動かず済むようにすると◎
ダンスなど激しい動きを伴う演出はもちろんNGです。

とはいえ、せっかくお腹の赤ちゃんも参加できるので、マタニティウェディングならではの思い出深い結婚式を叶えたいですね。
マタニティウェディングにおすすめの演出はこちらの記事で詳しく紹介しています。

緊急時の対応を確認しよう

もちろんトラブルがないに越したことはありませんが、妊娠中は何が起こるかわからないもの。
結婚式も大事ですが、一番はお腹の赤ちゃんとお母さんの身体です。

近くに病院があれば安心ですね。受け入れ態勢もチェックしておけばいざというとき慌てずに済みます。
マタニティウェディングを専門に行っている会場の中には、医療の知識を持つスタッフが常駐しているところも。
緊急時の対応は式場ともよく話し合っておきましょう。

妊娠報告のしかたを決めておこう

最近は一般的になっているマタニティウェディング。結婚と妊娠の順番は事情によってさまざまですよね。しかし、中にはマタニティウェディングに違和感を持つゲストもいるかもしれません。

当日まで妊娠を知らせていないゲストがいる場合は、どのタイミングで報告するか決めておきましょう。
ウェルカムスピーチの中で赤ちゃんがいることを話す新郎新婦が多いようです。
「どう報告したらいいのかな？」と迷う方のために文例を一つ紹介します。

マタニティウェディングOKのドレス・美容は？

プレママであっても花嫁らしく美しい姿で結婚式を迎えたいですよね。気になるドレスや美容についてチェックしてみましょう。

ドレス

今や授かり婚は珍しいことではありません。妊婦さんが着られるおしゃれなドレスがたくさんあります。
そのため、「ウェディングドレスが着られないのでは…」という心配は無用！
マタニティウェディングを行える会場であれば、提携しているドレスショップで体型に合うものを紹介してくれるでしょう。

ドレスを選ぶ際のポイントは、着ていて不快感がないこと。お腹に締め付け感があるものは良くありません。
ゆとりがあれば、どんなデザインでもOK。自分の個性を表現できるドレスを選んでくださいね。
母体をサポートするインナーウェアもあるのでセットで用意するといいですよ。

マタニティウェディングではお色直しをせず、最初から最後まで一着のドレスで過ごすのも◎
ドレスの着替えは時間もかかり、体力も消耗します。「これだ！」と思えるお気に入りのドレスを見つけ、挙式から披露宴までゆっくり過ごすのもいいですね。

美容

特別な一日となる結婚式に向けて、美容も意識してみましょう。
式の日取りが決まったら、お気に入りのスキンケアを見つけて朝晩丁寧にお手入れしてみてはいかがでしょうか。
香りや使用感がいいものならリラックス効果が期待でき、おなかの赤ちゃんにもプラスの影響がありそうです。
ただし、妊娠中は肌の調子が変化しやすく急にトラブルが起こることも。
肌荒れや痛み・痒みがでたら使用をやめ、皮膚科や産婦人科学で相談しましょう。

自宅でのケアにプラスしてマタニティエステに通うのもおすすめです。
非日常的な空間でリフレッシュし、結婚準備期間ならではの贅沢な時間を過ごすことができますよ。

マタニティウェディングの注意点は伝わったでしょうか？
身体のことを第一に計画を立てれば素敵な挙式・披露宴が叶います。おなかの赤ちゃんと一緒に思い出に残る一日を過ごしてくださいね！

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